柳刃包丁は和包丁の中でもポピュラーな包丁です。
主な用途としては刺し身を作る時に重宝されています。
切り身を薄く切るのに適した形状をしているので、普段より一味違った美味しいお刺身を作りたいという時に柳刃包丁はうってつけの存在です。
この柳刃包丁ですがいくつか有名ブランドのものがあるので、購入を検討している時にはどこのものが有名なのか、どのような特徴があるのかを知っておくと選びやすくなるでしょう。
有名ブランドとしてまずあげられるのが、貝印があり関孫六の名前がつけられたこのシリーズは扱いやすく切れ味が良いのが魅力です。
そして、この貝印といえば使い捨てカミソリでもおなじみのメーカーであり、男性であれば一度はこのメーカーのカミソリを利用したことがあるのではないでしょうか。
その他にも調理用品や製菓用品、化粧小物などを扱っており、更には工業用刃物から医療用刃物も扱っていて、刃物によく精通をしたメーカーです。
それだけにそのノウハウが柳刃包丁にもしっかり生かされていることから、有名ブランドのひとつとして名前が挙げられるものとなっています。
一般の人には馴染みがないかも知れませんが、刃物を作るメーカーとしては老舗であり、その歴史は江戸時代から続く日本橋木屋も柳刃包丁の有名ブランドのひとつにあげられます。
生活道具を作り続けてきたメーカーだけあって、プロが使用をするのはもちろんのこと一般家庭でも使いやすい包丁を作っています。
伝統の三条刃物鍛冶に由来をする加工技術を売りにしているのが、下村工業のヴェルダンでありこちらは一般家庭用として人気の高い有名ブランドで、十分な切れ味があり価格も手頃ということで人気があります。
プロユースには向かないものの価格の安さに手入れのしやすさ、普通に使う分には十分な切れ味があり、普通の家庭で柳刃包丁が欲しくなったときには、抑えておきたいブランドです。
もちろんこの他にも柳刃包丁を手がけるメーカーや工房は多数あります。
特に名工が手がけた柳刃包丁は非常に高額で売買されています。
柳刃包丁の購入を検討しているときには、それぞれのブランドの特色を理解した上で選んでみると良いでしょう。
