和包丁の利点と弱点について

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和包丁の利点と弱点について

ひろやのお知らせブログです!
こちらのページでは主に買取や包丁にまつわる話題をお知らせしております。
今回のテーマは和包丁のメリットとデメリットについてです。

和包丁のメリット

和包丁は形状が片刃になっていることから、メリット・デメリットもそれに起因するものが多くなっています。
まず、メリットから挙げるのであれば片刃であるため研ぎやすいという利点があります。
洋包丁は両刃であることから、左右対称に研がなければならないので手間がかかりますし、両面をバランスよく研がなければ行けないので大変です。
それに対して和包丁は片面だけで済みますから、手間がかからず洋包丁と比較をすれば研ぐのが容易な傾向にあるといえます。

次に、皮むきや魚の捌きをするときなどの繊細な作業をしやすいというのも和包丁のメリットであり、薄く切ったりする調理をする時に扱いやすい利点があります。
和包丁は全体的に細かい作業をするのに向いているものが多く、日本料理のプロがこぞって和包丁を使うのはこの理由が大きく関係しています。

 

和包丁のデメリット

基本的に右利き前提に作られているので左利きだと扱いにくい可能性があるということです。
左利き用のものもないわけではありませんが、数がそれほど多くなく普通に手に入るものは右利き前提のものが多いだけに、左利きの人にとってはデメリットが大きくなってしまいます。
洋包丁であれば両刃で左右対称ですから利き手に関係なく使えるので、洋包丁と比較をすると利き手の影響が出るのは和包丁のデメリットと言えるでしょう。

その他にも真上から切る時に狙いをつけづらいというのもデメリットの一つとして挙げられ、片刃しかないので丁度真ん中を狙うとズレが生じてしまうことになります。
これもそのまま真ん中を狙えばいい洋包丁と比較をすると、欠点となってしまう部分になっています。

これは好みの問題になりますが、和包丁は重い傾向にあるので軽いのが好みな人であったり、女性からすると重いのは欠点となりうる部分でもあります。

 

まとめ

・和包丁は基本的に片刃で繊細な作業が得意

・洋刀に比べて自重があるため、重い包丁を扱うのが苦手な人にはあまり適さない

・和包丁は大半のものが右利き用に作られているので左利きの人には汎用性が悪い

 

和包丁は特性をよく理解した上で扱えるようになると料理の幅が広がること間違いなしです!

2018.08.07   |   ブログトップ