ひろやでは包丁の買取はもちろん、著名のナイフメーカーも高額買取対象となっております。
今回はアメリカナイフの代表的ブランド、R.W.LOVELESSの買取についてお知らせいたします。
ナイフの神様、R.W.LOVELESS
1929年にオハイオのウォーレンに生まれたラブレスは10代のころに海兵隊の一員となり、後に硫黄島で航空管制塔の運営にも従事していました。
この時期にバーにてナイフを取り出してケンカしている光景を目の当たりにし、刃物に対して興味を持つようになったと語っています。
ナイフ作りを開始
その後、1953年にニューヨークに戻り評判の良かったランドルナイフを購入するためある有名ショップを訪れたところ
注文を入れてから手元に来るまで半年以上待たなければいけないことを知り、自分でナイフを作ることを決心しました。
廃品の鋼材とギャレー製のストーブを使い、わずか数週間で自家製ナイフを作り上げてしまいます。
その完成度はその業界のプロにも認められすぐに発注が入るようになりました。
1950年代から1960年代にかけてラブレスの作るナイフはDelaware Maidsと呼ばれ、アバクロのラインナップに加えられ売り上げに貢献しました。
ラブレスが作るナイフはランドールを参考にしているということを公言しており、初期の製品は非常に似た作りをしていました。
1960年代になると独自性が際立っていくようになりました。
1970年代になると鋼とステンレスの合金を使ったナイフを完成させるなど常に新しい試みに挑戦することから自らをカスタムメーカーではなくベンチメーカーと名乗っていました。
消費者の要望ではなく常に自分が理想とするナイフ作りに徹することを意味しています。
ロゴへの拘り
今でこそ多くの刃物メーカーが採用しているエッチング加工によるロゴ表記ですが、それをいち早くから採用していたのがラブレスでした。
他の刃物メーカーでは刃本体にハンマーや加工機を使って刻印したものがほとんどでしたが、これは強度を落とす原因と見たラブレスは酸エッチング加工を施すようになりました。
横たわる女性のロゴはラブレスナイフの象徴となっています。
ラブレスナイフのスタイル
最も得意としていたのは戦闘用のナイフでしたが、警察や軍事用途以外の顧客には販売を行っていませんでした。
また、ガーバー社をはじめ、ベレッタやローンウルフなどの有名ブランドでのコンサルタント兼デザイナーとしても活躍していました。
刃物作りにおいての知識、発想は凄まじいものでいくつかの著書も発刊されています。
2010年に病でこの世を去った今でもレブレスの製品は超一流のナイフとして扱われています。
買取について
当店では包丁以外にも今回の有名メーカーのナイフも高額買取いたしております。
種類や状態を問わず査定受け付け中です。