本焼きの中でも波紋が綺麗に浮かぶ包丁は日本固有の魅力といえます。
刃紋にも様々な種類がありますが中でも富士山紋といわれる、その名の通り刃に富士のような模様が入ったものは和包丁の究極ともいえる美しさを感じさせます。
熟練の職人でないとこの刃紋を出すことは難しく、現在ではその製法を継ぐ職人も少なくなってきていることから限られたメーカーや工房でしか生産することが出来ません。
現在、ラインナップに掲げている代表的なメーカーとしては幸之祐があります。
大阪堺市にある創業1969年の包丁専門メーカーで、そこで最高級品の枠で販売されているのが水本焼きのフジヤマシリーズです。
幸之祐が作るこのシリーズは見事な富士山とその横に満月が浮かぶ、通称富士月刃紋を持つ非常に美しく、鋭い切れ味を両立された芸術といえるものに仕上げらた逸品です。
生産は非常に手間がかかるため特注品となっていますが、幸之祐では現物を見てから購入を決めることができ、納得できなければ返品することもできる良心的なサービスを行っています。
その他、刃の名工が手がけた富士山刃紋を持つ柳を高額買取実施中。
菊秀、實光、池田美和など、記載のないお品物でも全て受付中です!
2018.12.30 | ブログトップ